就労移行支援事業所で学んでいることと摂食障害の克服。そして発達障害グレーゾーン。

36歳から始めたデザインの勉強と摂食障害をどう克服していくかをつづっていきます。

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摂食障害克服中

 

私がなぜ摂食障害を克服中なのかということを書いていきます。

 

私はずっと痩せたいと思っていました。今は痩せたいという思いと、それに固執したくないという思いもあり、日々葛藤しています。

 

入院中に、栄養士さんとの面談で、いつから痩せたいと思ったのか聞かれました。

 

自分でも、いつからだったのだろうとよく考えたら、高校生の時に母親から「太っている」と言われたことがきっかけだと思いました。それが一番古い記憶な気がします。それ以来、ずっと痩せたいと常に思っていましたが、よくメディアで紹介されるような○○ダイエットというのは特にやったことはなく、運動も苦手なので、ただ痩せたいという思いだけがありました。

 

前職の会社に入社して一年近くたった時に、精神のバランスを崩したのですが、その時にはずっと食べないというか、食べたくないということであまり食べませんでした。一日に何も食べない日もあれば、グミだけで過ごすという日もありました。

一度だけ、サイゼリヤに行ってパスタとサラダとサイドメニューを食べた後に、すぐにラーメン屋さんに行ってラーメンを食べ、家に帰ってすぐにもどしました。これが過食嘔吐なのかなと思い、怖くなって、過食は絶対にしたくないと思いました。

 

それ以降は食べていないのに、吐いたり、食べたら必ず吐くという毎日を送りました。

食べていないから何も出てこないのは当たり前ですが、吐けない時は悔しくて、吐ける時はそれでスッキリしていました。

 

今は、もう嘔吐はしていません。しかし、油断はできないと思っています。いつまた再発するかは確かではないからです。

 

うつ病摂食障害での入院

入院は任意入院といって、強制的な入院ではありませんでした。先生に入院をすすめられ、自分でも栄養管理に自信がなかったので入院をしました。

休職した次の日からの入院でしたが、休職する前日まで毎日残業で朝も食べずにお昼は休憩なしで働き、そのまま残業という毎日だったので、食べるという時間もとれませんでしたし、食べないから痩せていき、その体重の減っていく数字に私はとても喜びを感じていました。

栄養が足りていないと頭も働かないのでとても忘れやすくなり、体力も落ちていきました。

入院すれば回復するだろうと思っていたのですが、病院で出される食事を完食することは退院するまで一度もできませんでした。栄養バランスもきちんと考えられ、とてもおいしいメニューばかりだったのに残念でした。しかも、最初はご飯、お米がどうしても食べられずにいたので、3食パンにしてもらいました。パンでもやはり全部は食べられませんでした。

わがままですが、ごはんが好きじゃなかったのでどうしても食が進まなかったのです。ごはんだけではなく、私はとても好き嫌いが多いです。。

しかし、栄養士さんと2回目の面談の時に、お米についての素晴らしさをお話ししてくださり、食べてみようかな、食べられるかもと思い、パンからごはんに切り替えてもらいました。

お米にはとても水分量が多く含まれているというので便秘の改善にもなるということを教えてもらいました。それと、脳が1時間にブドウ糖を使うのは6gで、全身だと7gなんだそうです。脳にはブドウ糖をためておく場所がないため、だからきちんと食べないといけないのだということを教わりました。

 

痩せることを固執しようとあまり思わなくなってきた

私の体質上、いくら痩せたくても40kgをきることはないだろうと思っていました。なので、摂食障害といっても、拒食症には当てはまらないだろうと思っていましたし、私よりもっと重症な人はたくさんいるから私はそうでもない、と思っていました。

 

それを栄養士さんに話したところ、「入院してくる患者さんは皆さん、自分はそうでもない、もっとひどい人はいると皆さんおっしゃいます」と言われ、とても驚きました。

「食べないということでいろいろ苦しんでいることで十分、重症ですよ」ともいわれました。

 

入院中は40kgをきることもなかったので、やはりそれ以下にはならないだろうと思っていたところ、自宅に戻って生活をしていくうちに、ついに40kgを下回りました。

その時は、正直に言うと、驚きと嬉しさがありました。私でも40kg以下になれた!と喜びました。

それで筋肉があればもっと違って見えたかもしれませんが、筋肉もなくあばら骨が浮き出ていたり、決して美しい体とはいえません。

 

その状態で今通所している就労移行支援事業所に体験利用したのですが、体験利用最終日に、事業所にいらしゃっている先生に「痩せたいという思いでこれ以上痩せるということは、行動も制限されますし、何よりうちの理念に反しています」と面談でお話しされました。心技体を満たさなければいけないからです。

「理念に反している」という言葉にとても衝撃を受け、このままでは通所できなくなる、どうにかしなければと強く決めました。

 

先生のこの言葉が、もっと体重を増やそうというきっかけになりました。大げさかもしれませんが、私の中ではとても大きな出来事でした。

 

今までいろいろな人から、たくさんのことを言われてきました。病院の関係者、家族、友人。それでも私はなかなか痩せたいということから抜け出せませんでした。

 

私は今の就労移行支援事業所に通いたいし、理念にも共感していたと思っていたのに、それに反しているということは、とても恥ずかしいというか、自分が情けなかったです。通いたかったら、自分を変えていくしかないので、受給者証が取れるまでの間は何とか食べる量を少しずつ増やしていったり、痩せるということにできるだけとらわれないようにしました。結果、少しずつ体重は増えていきました。まだ葛藤はありますが、通所したいという思いのほうが勝ったからなのかなと思います。

 

人それぞれのトリガーは何かはわかりませんが、私は良いきっかけができたことに、先生にはとても感謝しています。

 

摂食障害は一生付き合っていくものですとおっしゃられていましたが、私もそう思って、油断せずに一生付き合って、克服していこうと思います。